抜け毛の心配をしてあまり髪を洗わない人もいますが、それはマイナスです。汚れていないつもりでも、案外汚れている ものなのです。程度によっては2日に1回でも大丈夫ですが、脂性やフケ症の人、汗をかきやすい人は、毎日した方が良いでしょう。ですが、正しい洗い方をしないと、髪にダメージを与えてしまうこともあります。ここでしっかりチェックしてください。


髪がもつれたままだと無理な力がかかり髪を傷めることになりますので、ブラッシングをした方が良いでしょう。たまに、強くブラッシングした方が、頭皮を刺激し 血行を良くすると思っている人がいるようですが、かえって頭皮を傷つけてしまい良くありません。もつれをとる程度にしましょう。


シャンプーを全体に均等に行きわたらせるためには十分に濡らすことが大切です。シャンプーの液は直接頭にかけず、手に取って少しお湯で薄めてから、使いましょう。洗うときは、爪を立てず指の腹で頭皮をマッサージしながら洗っていきます。髪そのものよりも頭皮を意識して洗ってください。


すすいだ後、1回目の半分の量でもう一度洗います。洗い方の要領は最初と同じです。


シャンプーが残ると毛穴がつまって、頭皮の肌荒れやかぶれの原因になるので、しつこいくらいにしっかりすすいでください。頭皮のかぶれは、結果的に脱毛を引き起こします。


リンスはシャンプーでマイナスの電気をあびた髪を中和させるためのものなのです。トリートメントは髪の中に働きかけるものなので十分時間をおいて浸透させるといいでしょう。すすぎはシャンプーよりも丁寧に行いましょう。


濡れたままでいると、ちょっとした摩擦でも髪に負担をかけることになりますので、すぐに乾かしましょう。髪を傷めずに乾かすためには、まずタオルで水気を取るのがポイントです。ゴシゴシ強く拭いたり、こすったりすると、髪を傷めてしまいます。タオルを指で押し当てたり、軽くつまんだりして乾かしましょう。


タオルドライで乾かなかった場合は、ドライヤーを使います。その際には、ドライヤーは髪から15cm以上離して動かしながらあてること。温度設定が高かったり乾燥させすぎると、頭皮や髪を傷つけるので注意してください。


こめかみ・前後・後ろ首筋のマッサージは効果的です。
お風呂の中など、リラックスした時に3分から5分程度のマッサージを心掛けましょう。ただし、頭頂部分や脱毛部分への強いマッサージは逆効果になることもあるので気をつけてください。


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